昨日初めてIZOを見たとき、共演者の方々の迫力にも圧倒されました。
田辺さんの普段見ることのなかった凄味。
西岡さんの不動の存在感。
池田さんのコミカルさ。
新感線のみなさんの安定した演技。
どれをとってもワタクシには初めての経験だったのでかなり圧倒されていましたよ。
田辺さん、配役を観劇前に見てなければ絶対に気付きませんよ。
っていうくらいいい意味で裏切ってました。
上背があって、どすの利いた声、今までの田辺さんのイメージが覆されました。
人斬り以蔵って言われるだけあって人が斬られるショッキングなシーンがたくさんあって、それがリアルな描写だけに息を呑むこと数回でした。
舞台転換や映像を多様に利用した展開の速さを目の当たりにし、どんどん引き込まれていきました。
歴史は日本史も世界史も苦手ですが、ある程度の知識は持っているつもりです。
その少ない知識で理解することが出来ました。
そして何が泣けたって…、人が死ぬ場面でもなく、以蔵が最後に打ち首になる直前、
「天は動く。
でも山は動かん。
山は光が射し黄色い花で満たされる。
わしは上を見すぎた。
天を見ずに山を見ればよかった。
犬だと言われ、人になりたがり
人になったら志士になりたがる。
人になろうとせずともわしはそもそも人やった。
天にはなれん人やった。
わしの首が斬られ、真っ赤な血が流れ、土が黒くなったら、たくさんの満作の黄色い花で隠してくれ」
と穏やかな表情で叫び、そしてミツの名前の由来となった満作の花が舞い散る中、奥へと消えていく場面でした。(文言は正確ではないですが…)
一番すごいと思ったのは、ちゃんと人の生き様や心中をはっきり表現していて、それに感動しました。
簡単な感想ですんません。
2008年02月19日
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